私のqシリーズのカップの特徴についてお話しします。
それがカップの選び方になり、あなたにお勧めのカップを選び出す手助けになるでしょう。
それでは始めましょう。
カップ類も他の器たちと同様に、使うシーンの想定がしてあります。
その想定は、形状による飲み物の感じ方が主になります。
ワイングラスでは有名な話ですが、グラスの形状によって飲み物の味や香りの感じ方が変わります。
よってカップの種類とは、形状の種類となります。あなたにお勧めしたいカップとは、あなたの飲みものに適した形状やスタイルのカップになります。
カップの種類ですが、現在(2022年)4種類のカップがあります。
ひとつずつみていきましょう。
q-タンブラー
こちらは恐らく最もスタンダードなタイプになるでしょう。
わりとフリースタイルですが、深煎りコーヒー用に寄ったものになっています。私がコーヒー好きなために意識しないとコーヒーをイメージしてしまいます。ホット、アイスどちらもいけますし、焼酎にもよいでしょう。紅茶ならウバやスパイスアレンジの紅茶にお勧めです。単純な形のようですが、微妙な内側のラインを意識して作っています。飲み物を注いだときの受けの良さ、深み、立ち上ってくる香りなどをイメージしており、俗にいうフリーカップとは一味違います。
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q-カップ
これも少し縦の形状ですが、内側のラインが飲み口までカーブを描いており、口に緩やかに飲み物がはいってきます。それによって柔らかい印象になりますし、旨味も感じやすいようになっています。
また、口径の広さと縦のラインの割合もバランス方で、幅広い飲み物に使っていただけます。
ミネラルウォーターやワイン、紅茶、ホットワイン、コーヒー、ハーブティーにおすすめです。味の感じ方だけで言えば緑茶全般にも合います。
コーヒーに関して少し詳しくいきます。コーヒーはバランス型や甘みの強いものがお勧めで、守備範囲が広いです。
それほどお勧めでないのは深煎コーヒーです。深煎りコーヒーといってもいろいろあるのですが、極深煎りのコーヒーや鼻にコーヒー豆の焙煎の香りがかかるようなタイプのものです。ワインのような印象のものは適合します。
合わないのが浅煎りのスペシャリティーです。ワインのようなものが合うといいましたが、酸味の強い個性の強いものはお勧めできません。そういうカップをお探しなら次のカップをお勧めします。
q-コーヒーカップ&コースター
この取っ手が特徴的なカップは、もともとは私がスペシャリティーコーヒーを楽しむためにつくったものでした。コーヒーのコクを感じやすく、酸味の嫌な酸っぱさを感じにくいようにしています。おいしい良質の酸味でも舌にくる酸っぱさは飲みにくいです。
なので、口全体に広がるのではなく、奥のコクをが感じられるようところへ入るように考えられています。スペシャリティーコーヒーの多くはこのカップをお勧めします。
もちろん深煎りコーヒーでも、このカップに合うコーヒーはあります。少し長くなってしまうのでご興味があればコーヒーのレポートをご覧ください。
コーヒー他にはホットレモンなんかがお勧めです。
qースモールカップ
こちらは気まぐれに作ったら、思いのほか気に入ったカップです。
小さいカップで注ぎながら楽しむスタイルが、何を飲むにもいいと思いました。
中国茶を嗜む友人がいるのでその影響があったかもしれません。お酒もこのように楽しんだりしますね。
カップの構造としては、q-タンブラーとq-カップの中間くらいで、大きさも相まってどんなものも合うカップになっています。
味わいとしてはなんでも合うのですが、飲むスタイルが、深煎りコーヒーを大量に飲む(コーヒーは深煎りの方が量のめます。豆によりますが)など、少しずつ味わうスタイルに合わない飲み方をするものにはあいません。これは説明するまでもありませんでしたね。
深コーヒーカップ
深煎り用のコーヒーカップになります。口径の広さがあり、口全体にコーヒーが広がります。フォルムもどっしりしており落ち着きます。
イメージは「冬の寒い朝、または仕事終わりの疲れた夕方、深煎りの温かくどっしりしたコーヒーを飲んで気持ちをほどき落ち着かせる」とい感じです。深煎りでも特に緩い感じの焙煎のものにおすすめです。
カップの購入を検討されている方はぜひご参考委してください。